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2007年11月21日

皮脂を取り過ぎるシャンプーは危ない

洗い過ぎることで【必要な皮脂を取り過ぎることがハゲル原因の一つになっている】人が多くなっています。皮脂の問題は、ややこしい問題も含まれているので、間違った話がまかり通るのだと思います。

まずは、どうして皮脂は分泌されているのでしょう?について

皮脂が分泌されるには理由があります。
  1. 皮膚を乾燥から守る

  2. 細菌の進入を防ぐ

  3. 体内の老廃物を排泄する(皮膚は排泄器官であると言うことでもある)

皮脂は私たちの体を守るのに必要だから分泌されているのです。

皮脂が悪いわけではない

にも関わらず、

  • 「皮脂が毛穴に詰っていて毛が生えてこない」とか

  • 「皮脂が多すぎて育毛剤の浸透を妨げている」とか理由付けて、


とかく

  • 「皮脂を取らないと毛が育たない」

  • 「皮脂を取らないと育毛剤が効かない」

と言うサロンやこう言ったことを何も知らずに書いているホームページ、またメールマガジンがあるのに恐ろしさを覚えます。

→排泄器官である尿道や肛門が詰ったらどうなりますか?
→皮膚が常に乾燥していればどうなりますか?
→皮脂の分泌がないことで毛穴から細菌が進入したらどうなりますか?
皮脂が分泌されていないと、人間は生きてはいけないのです。だから

皮脂の分泌があるは当たり前です。

ないほうがおかしいのです。3日程度で髪が脂っぽくなってくるのは何の問題もありません。

1日で髪が脂っぽくなったり、夜シャンプーしても朝には髪脂っぽく、なっているなら洗い過ぎによる皮脂の取り過ぎが皮脂の分泌量の多さの原因です。頭皮の脂っぽさばかりを見ますが、現実には髪がどう感じるかで見ましょう。

取れば必ず再度分泌されるのが皮脂です。

皮膚表面を皮脂膜で覆っていないと、生きていけないのですから当然ですよね。でも、これを過剰に繰り返さないといけないようなことを、習慣的に行っていると、常に皮脂を分泌せざるを得なくなるので、ひどい脂症になっていきます。

  • 洗髪するのに2分も3分も時間をかけてゴシゴシしていませんか?

  • クレンジングを使っていませんか?

  • 毛穴の汚れを取るようなパックを使っていませんか?

  • 1日朝夕の2回も洗髪していませんか?

  • 市販のシャンプーで頭皮を綺麗にすれば、どうして抜け毛が減るのですか?

  • どうして綺麗にする必要があるのですか?


よく男性ホルモンと皮脂の関係が言われます

これはあくまでも,「男性ホルモンが多いと皮脂の分泌量が増える」・「男性ホルモンが多いと頭周辺では毛を育てる阻害要因が多くなる」
だけの関係で、皮脂と薄毛には直接的な因果関係はなにもないのです。

「皮脂を取れば良い」と言う理論を裏付ける証拠はどこにもないし、誰も証明できないのです。

ところが、時折皮脂をとる手当をして(例えば1日2回シャンプーして)育毛剤を使うことをして、薄毛が一時的に解消したかに見える人が出てきます。

一時的に皮脂を取ることで育毛剤が効いても、その後には段々と毛が無くなっていくと言う段階を経ている人が非常に多いですね。適度なマッサージ効果によることの効果もあるだと思いますが、続かないのです。

皮脂を取るケアでは続かないから上手くいかない

現実に皮脂を取るケアをして、ひどい脂症になり、頭皮がさらに弱ってしまい、薄毛が急激に進行し、それも頑固な状態になり、こじらせているたくさんの人から私のところに相談のメールを頂きます。

私のような小さい無名のところに、月に最低でも10名~20名くらいの人から、このような相談を頂きますから、皮脂を取り育毛剤を使う方法をしている、潜在的な被害者人口は相当なものだと思います。

毛髪診断をしてみると

「某発毛サロンで1年程度施術を受けていますが、経済的に苦しいので、自宅でできる手当法を教えて欲しい」と言うものでした。

よくあることなので、まずは「毛髪診断」を受けるようにご助言しました。その結果、強い薬剤を使って皮脂を取り除く手当をしていた結果

  • 「毛根が変形してしまっているものが数本見られる」

  • 「毛根から伸びている毛の色が変色している」ものでした。


高額な費用を使って、逆に悪くしているのですから悲劇としか言いようがないですね。怖いでしょう?

脂漏性湿疹のような難治性の皮膚疾患

だから、皮脂を取るようなケアで、たまたま良くなった人の場合は、いずれ再度薄毛が進行して今度は回復不可能になるか、悪くすると“脂漏性湿疹のような難治性の皮膚炎”に悩まされることになる確率が非常に高くなります。

こうなってしまうと、薄毛の解消だけの問題でなくなってきます。皮膚炎を治すのに数年の時間がかかることもあり、下手をする一生皮膚炎と付き合うことにもなり、薄毛の解消どころでなくなって
しまいます。

  • 皮脂は、薄毛とは直接的な因果関係はありません。

  • 皮脂を取ることを始めると抜け毛が減り、薄毛は慢性化していきます

  • 皮脂をとれば有効であると言うことを証明できる人はいませんし、その証拠もありません。

  • 皮脂が過剰になっているのは、ほとんど場合は脂分をとり過ぎるシャンプーでの洗髪のし過ぎが原因です。

  • 食事の傾向が脂っぽいものばかりだと皮脂の分泌が増えることはあります。

  • 皮脂には毛の生育に必要な成分も含まれているので、これを過剰に取ることで育ってくる毛は細い毛になってきます。

  • 過剰な皮脂の分泌は、頭皮に多量に付着することで酸化して頭皮を弱らせます。これが、難治性の皮膚炎の要因になり、薄毛の要因にもなります。


市販のシャンプーで洗い過ぎることで、必要な皮脂を過剰に取り去る結果になります。日本人の過剰な清潔指向がこれに拍車をかけています。

頭皮の匂いが気になるなら

頭皮の臭いが気になるから過剰に洗髪すると臭いは消えますか?たぶん消えないと思います。

何故なら、綺麗にすることで細菌の繁殖しやすい環境を作るし、細菌の餌になる成分を過剰に分泌するようになるから。

30年前40年前の日本人はどうだったでしょう?
特に女性には薄毛の人はまず見られません。

綺麗に毎日洗髪している現代の日本人の方が皮脂の分泌量も多いし、薄毛の人も多いのです。

皮脂の分泌量が多いのも薄毛の人が多いのも、頭皮が匂う人が多いのも、実は市販の脱脂力の強いシャンプーで過剰に洗髪しているからなのです。

問題は皮脂ではなく、使うシャンプーとその脱脂力の強さにあるのです。
上記のことを理解すれば、
「皮脂で毛穴が詰っていて毛が生えてこない」
「皮脂が多すぎて逆流して溜まっていて育毛剤が浸透しない」
「皮脂が多すぎて育毛剤の浸透を妨げている」
と言う理論が

「いかにおかしい理論か」
「いかにこじつけている理論か」分ると思います。

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Posted by 有限会社エーティエル工房 at 18:11 │頭皮を駄目にしている実例